ワンポイントアドバイス
食事や運動、治療など毎回テーマを決めてわかりやすくお伝えするコーナーです。
皆様の健康管理にお役立てください。 |
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朝食を食べましょう
<朝食を食べることで…>
○規則正しい生活リズムがつきます。
○午前中の活動のエネルギー源になります。
朝食をとることで体と脳にエネルギーが供給され、脳が活性化し、睡眠中に
下がった体温も上昇します。
⇒午前中から元気に活動できるようになります。
○腸が刺激され、排便習慣がつきます。
食事の量が少ないことも便秘の要因になります。
食事を抜くと食物繊維の摂取量も不足します。
<食事を抜くと…>
◆次の食事で血糖値が上がりやすくなります。
◆空腹の時間が長くなるため体がエネルギーをため込みやすい体質になり、
太りやすくなります。
自分のパターンを決め、毎日朝食を食べる習慣をつけましょう。
○ご飯、納豆、具だくさんの味噌汁
○食パン、ゆで卵、温野菜 など
主食・主菜・副菜がそろっていればワンパターンでもOKです。
ご飯、おにぎり、おかゆ、食パン、ロールパン、フランスパン、サンドイッチ など
焼き魚、納豆、冷奴、湯豆腐、ウインナー、ハム、チーズ、ツナ缶
卵料理(ゆで卵・温泉卵・卵焼き・卵とじ・スクランブルエッグ等) など
具だくさんの味噌汁や野菜スープ、サラダ、温野菜、お浸し、野菜炒め など
食事療法の基本 「バランスよく食べましょう」
「バランスのとれた食事」とは?…主食・主菜・副菜のそろった食事のことです。
ご飯・パン・麺・餅・芋類など、糖質を多く含む食品。
体を動かすためのエネルギー源になります。
魚・肉・卵・大豆製品など、たんぱく質を多く含む食品。
筋肉や血液のもとになります。
野菜・海そう・きのこ類など、ビタミン・ミネラル・食物繊維を多く含む食品。
体の調子を整える働きがあります。
同じカロリーでも・・・
(1)メロンパンと牛乳で約500kcalの場合
・糖質と脂質が多く、たんぱく質とビタミン・ミネラル等が不足しています。
・菓子パンには砂糖が多く使われており、血糖値が急激に上昇します。
(2)ご飯、肉や魚・卵・大豆製品等のおかず1品、野菜料理2品で約500kcalの場合
・
主食(ご飯)、
主菜(おかず)、
副菜(野菜料理)が揃い、バランスが取れています。
・ご飯も砂糖と同じ糖質に分類されますが、ご飯は砂糖に比べて血糖値の上がりが緩やかです。体を動かすためのエネルギー源となりますので、毎食適量摂取することが必要です。
・毎食野菜料理を取り入れ、食物繊維を摂取することで食後の血糖値の上昇を緩やかにします。
~食物繊維の働き~
① |
食後の血糖値の上昇を緩やかにする。 |
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② |
噛む回数が増加。 |
}満足感アップ |
③ |
食事のカサが増す。 |
④ |
コレステロールを低下させる。 |
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⑤ |
便通改善。 |